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2021年5月4日火曜日

ホンモノの自然農法のお野菜たちに出会う

有機野菜の安全性に疑問

私は、たまに目にする情報から、次第に有機野菜に不信感を募らせていました。(例:「本当は危険な有機野菜」2010.11.10(Wed)

有機農産物の日本農林規格には、動物性肥料つまり牛糞や鶏糞なども含みますが、遺伝子組み換え飼料や肥育ホルモン剤で育った家畜の糞を肥料として使う農産物は安全なのかと疑問を持ちます。

有機野菜の基準では安全な野菜が分からない

安全な野菜をどこで求めることができるのか。スーパーで有機栽培と表示される野菜でも、実は普通の野菜よりも体に良くないのではないか、割高なのに、信頼を裏切られるような気がしてなりませんでした。もちろん、健康や自然のことを良く考えて有機野菜作りに取り組む農家もあるでしょうが、家畜の有機肥料を使って栽培した野菜も同じ有機農産物の日本農林規格に則った「有機野菜」となります。


やっと辿り着いたホンモノの自然農法野菜

私はいろいろなキーワード検索を試行錯誤して、ようやくホンモノの自然農法の野菜に巡り合うことができました。それが、大分県にある、むかし野菜の邑です。


むかし野菜とは

むかし野菜の特性は、公式HPによると、

  • 低窒素栽培しかできない完熟野菜
  • 草木・焼き灰による高ミネラル土壌
  • 糖質・ビタミン類等、栄養価が高い
  • 旨味が強く味香りが高いやさしい味
  • 肉厚ジューシーで筋を感じない歯切れの良い食感

となっています。

むかし野菜の邑の基幹農園である佐藤自然農園の代表、佐藤茂行氏が2003年から試行錯誤しながら、ようやく辿り着いたのが、このむかし野菜の農法です。奇跡的に、この私は2021年3月に知ることができ、今は定期的に大分県から東京まで、季節のお野菜を送っていただいています。

むかし野菜の邑は、まさに古きよき日本のふるさとでもあります。だから、私は、消費者やお客さんではなく、むかし野菜の邑の村民でありたいという自覚があります。それはお野菜を買うのではなく、ありがたくいただくという感覚です。

インスタグラムで日々のむかし野菜の様子をたいへん嬉しく拝見しております。世の中に様々なニュースが溢れる中、むかし野菜の様子を見ることの方が私にとってはよほど世の中とつながっている感じがします。


むかし野菜の邑のクラウドファンディング

ところで、むかし野菜の邑では、クラウドファンディングの募集中です。返礼品(リターン)がたいへん充実しておりまして、お野菜だけでなく小麦粉(ノン除草剤・無肥料)と自然農米(白米1キロ)、さらに、自然農法の教科書ともいえる佐藤氏の著書「失われた先人達の叡智」まで入っています。この書籍は古き良き日本のふるさとの原風景を映し出しているかのような、心洗われる思いがいたしました。気になる方は試されるのによい機会かもしれません。


届いたお野菜たち

これがむかし野菜の邑から届いたお野菜たちです。

元気のいいお野菜がぎっちり詰まっています。

赤カブの茎と葉っぱが凄い


葉っぱだけ切ってまずお水に浸けます。

むかし野菜のお好み焼き

どうでしょう。本当に葉っぱの勢いがものすごい!スーパーなんかでは見かけません。とってもきれいな茎、そして元気のいい葉っぱたち。カブの葉っぱは栄養がカブから葉っぱにとられてしまうので、さっそく茎の付け根から切り取って、水に浸けてから、水洗いします。葉っぱの鮮度がいいうちにお好み焼きを作りました。とっても美味しいです。

まとめ

制度上は、有機野菜の基準では安全な野菜かどうか判断できません。そんな中でも、ホンモノの自然農法を実践されているのが、むかし野菜の邑です。都会人にとって、ホンモノの自然農法を実践されている農家・コミュニティとつながりは大事なことです。支え合う意識、自然農法の理解という教養が必要なのかもしれません。スーパーでは見かけない立派な赤かぶの茎と葉っぱなどを、上手に食生活にとり入れたいものです。

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最近、醤油麹にハマっています。おやつ代わりに醤油麹をディップにきゅうりをポリポリ食べているので。醤油麹は塩麹よりもうまみが強く、作り方も塩麹よりも簡単です。試行錯誤の末、安定的に醤油麹ができるようになりました。腸活に最適な麹、醤油麹を手軽に作れれば、これ以上心強いことはありません...